目指したのは、ウォーターハンマーの軽減と閉弁時間の短縮

急開閉を行うバルブにおいて、バルブ閉弁時のウォーターハンマーによる衝撃(水撃)は避けらず、
配管や機器類の破損を引き起こす原因となっていました。

急開閉が特徴の電磁弁の作動において、ウォーターハンマーの発生は逃れることができない現象でした。

ウォーターハンマーの発生を軽減させるには、バルブの作動を緩やかにすること、すなわち時間をかけて閉弁させることしかありませんでした。
しかし電磁弁の「急開閉ができる」という特徴と相反する「閉弁時間の超過」が発生します。

この相反する現象をダイヤフラム式REDMAN DP-200シリーズでは、バルブ内部での流体の流れ方を再検証し、
バルブの形状を一から見直し全体を再構築・最適化することで、よりスムーズな流体の通過現象を実現することを可能にしました。

ダイヤフラム式REDMAN DP-200シリーズでは、電磁弁作動時に発生するウォーターハンマー現象の衝撃を従来品と比較し大幅に軽減させると同時に、
閉弁時間の短縮も大幅に実現することができました。

ウォーターハンマーによる衝撃の軽減と閉弁時間の短縮

ウォーターハンマーによる衝撃の軽減と閉弁時間の短縮

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漏れゼロ

弁部に合成ゴムを使用しているため、弁座漏れがなく、冷温水・空気をはじめ、
窒素ガス・炭酸ガス(乾燥状態)・油(灯油・軽油程度)等の高い密閉性が求められる流体に使用することができるモデルです。

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スケールに強い

ダイヤフラムによる開閉作動のため、主弁部の摺動部分がなくスケールに強い構造を採用しています。

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FKM(バイトン)仕様による高温流体への対応

ゴム類部品をFKM(バイトン)仕様へ変更することにより、より高温の流体へも対応が可能になります。

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