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流体制御エンジニアリング

蒸気システムにおける減圧弁

蒸気システム内における減圧弁の設置において、その減圧弁廻りにおける各種バルブや配管について十分な配慮をすべきで、品質や生産性、省エネの上から重要なポイントとなります。

減圧による効用、効果を生かし、よりよい制御と信頼性の高い設置をする必要があります。

  1. 減圧弁は大は小を兼ねません。減圧弁が大きすぎると寿命が短かく、無負荷のとき二次圧力が上昇したりします。減圧弁のサイズと一次側、二次側の配管径は 各々違ってきます。特に二次側の配管径は減圧弁サイズよりも相当大きくなり十分な流量がカバーできるものでなければなりません。
    負荷変動が大きい場合には、減圧弁を並列に配管すれば効果的です。
  2. 減圧弁の前には必ずストレーナを設置し、そのスクリーンは60~100メッシュにて異物の除去をすべきです。メッシュとは網目の大きさを表す単位で、 25.4mm(1インチ)間にある目数を表します。(例:目数20個あれば20メッシュとなります。)数字が大きくなるほど目は細かくなります。またスト レーナは横向きに取付けることによりドレンの滞留を防ぐことができます。
  3. ドレンセパレータの設置により汽水分離をすることで高品質な蒸気を使用できるばかりでなく、ドレンによる減圧弁の弁体の侵食を防ぐこともできます。
  4. サービス用としてバイパスを設置して下さい。一次側配管径の1/2位が適当です。
  5. 減圧弁の前後の止弁は抵抗の少ない仕切弁が適切です。締切性を考えて一次側の止弁に玉形弁を用いたときは、やはり横向きに取付けて下さい。
  6. 大切な機器の保護・安全上から、減圧弁の二次側には警報用として安全弁の取付けが必要となります。その大きさは減圧弁の最大流量の10%程度の吹出量を得られるものとすべきです。
  7. 圧力計は二次側圧力の設定に必要であり、その最大目盛りは設定圧力の2倍以上とすべきです。
  8. 減圧弁は可能な限り蒸気使用機器の近くに設置するべきです。減圧することによる効果を最大限に利用し、減圧弁後の太い配管をより短くすることができます。

<外部検出式>(ダイヤフラム式)
主弁操作部にピストンの代わりに受圧面積の大きいダイヤフラムを採用することにより、二次側圧力の僅かな変化にも敏感に反応します。また外部検出方式により蒸気乱流の影響を排除した正確な二次側圧力の感知により高精度の減圧が可能です。

高いCv値と優れた制御性で、より精密な減圧を必要とする場合に最適です。また独自のダイヤフラムケース構造により、ダイヤフラムに加わる応力を均等に分散させることにより驚異の耐久性を実現しました。

外部検出式

<内部検出式>(ピストン式)
最も代表的な蒸気用減圧弁はGP-1000シリーズで、本体内部に二次側圧力検出孔を設けた内部検出式ですので配管施工が容易です。また上下2点ガイド構 造による安定した作動性を長期間にわたり保持するピストンの採用で、汎用性が高く、1.0MPa以下の蒸気用減圧弁として殆どの用途に使用できます。

内部検出式

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