Frequently Asked Questions
減圧弁・ドレンセパレーター
質問一覧
- Ｑ 蒸気用減圧弁に保温は必要ですか？
- Ｑ 減圧弁の選定で安全率は必要ですか？
- Ｑ 蒸気ラインで同じ個所の減圧弁ばかりに不具合が発生します。他のラインに設置の減圧弁は問題ないのですが、どのようなことが考えられますか？
- Ｑ 蒸気用減圧弁の前に取り付けるストレーナのメッシュはどのくらいがいいですか？
- Ｑ 減圧弁の定格流量を超えて使用するとどうなりますか？
- Ｑ 錆が発生しにくい材質の減圧弁はありますか？
- Ｑ 水用減圧弁は何を選べば良いのでしょうか？
- Ｑ 蒸気にて減圧弁を利用するメリットを教えて下さい。
- Ｑ 鋳鉄製の減圧弁はFCD450ですが、FC200との違いは何ですか？
- Ｑ 旧モデルとの互換性はありますか？
- Ｑ 蒸気用減圧弁を使用するときの注意事項を教えて下さい。
- Ｑ 蒸気用減圧弁はどのように選定すれば良いですか？
- Ｑ 外部検出タイプにはどのようなメリットがありますか？
- Ｑ 減圧比とレンジアビリティについて教えて下さい。
- Ｑ 減圧弁の調整方法を教えてください。
- Ｑ 減圧弁を使用していますが、流量が増えると二次圧が落ちてしまいます。不良ではありませんか。
- Ｑ 二次側圧力が下がった原因は何が考えられますか？
- Ｑ 使っている装置や機器にヨシタケ製が使用されている。弁の取り替えは、どこから購入すればよいですか？
- Ｑ （流量変動により）最小調整可能流量以下となった場合、どのような問題が発生しますか？
- Ｑ 都市ガス、プロパンガスに使用できる減圧弁はありますか？
- Ｑ 減圧弁の圧力セットを出荷時に行うことはできますか？
- Ｑ 取付け姿勢が水平、垂直任意とある製品はどのような姿勢が可能なのか？
- Ｑ GD-55,56のスクリーンを交換したいが可能か。
- Ｑ GD-55,56は80kPa以外のセットも可能か。
- Ｑ 減圧弁は流量を調整できますか
- Ｑ バイパス弁のメリット
- Ｑ 耐用年数は何年としていますか？
- Ｑ 定期点検の目安を教えてください。
- Ｑ 蒸気用減圧弁を長期休止する場合、どのようにするといいでしょうか?
- Ｑ 減圧弁とストレーナを直接配管してもよいか？
- Ｑ 給湯機器に使用する水道用減圧弁と温水機器用逃し弁の耐用年数は？
- Ｑ 減圧弁は、出荷時に圧力設定されていますか。
- Ｑ 水用減圧弁の一次側にストレーナは必要でしょうか？
- Ｑ 施工後に配管気密試験を行う場合、減圧弁は何MPaかけられますか？
- Ｑ 蒸気用または水用減圧弁の型式を選定したいです。
- Ｑ GD-46型 戸別給水減圧弁の専用保温材はありますか。
- Ｑ 一次側圧力が変化した場合、二次側圧力も変化しますか。
- Ｑ 減圧弁にゲージを付けっ放しで使用しても良いですか。
- Ｑ 減圧弁は、屋外に設置しても良いですか？
- Ｑ 蒸気用減圧弁は並列で使用しても良いですか。
- Ｑ 水用及び空気用減圧弁に使用する圧力計のA型とD型の違いを教えてください。
- Ｑ 蒸気用減圧弁は、水平配管以外で使用できますか。
- Ｑ GP-2000シリーズを外部検出管無しで使用できるか
- Ｑ 中国規格に対応した減圧弁はありますか。
- Ｑ 減圧弁の選定時に、気を付けることはありますか。
- Ｑ 減圧弁の調整ばねは、交換できますか。
- Ｑ GP-2000の外部検出管について、長さの範囲はありますか。
- Ｑ 減圧比が20：1を超える場合はどうすればいいですか？
- Ｑ 定流量弁は、差圧0.2MPa以下では流れないか？
- Ｑ 前後の配管が定流量弁のサイズと違うが問題ないか？
- Ｑ 定流量弁は、設定流量を任意で変更またはカタログ記載流量以外を製作できますか？
- Ｑ AL-52FS-95の設定圧力違いのお問い合わせ。
- Ｑ AL-52Fで97kPaセットのJIS認証製品はありますか？
- Ｑ AF-52Fでレバーの固定をしてよいですか？
- Ｑ 水道用減圧弁（例：GD-55）と温水機器用逃し弁（例：AL-52）の取り付け位置について注意事項はありますか？
- Ｑ 安全弁2次側を樹脂ホースで逃がしてもよいか。
- Ｑ 温水もしくは冷水側どちらかが断水した場合、混合水側への供給はどうなりますか？
- Ｑ セパレーターの分離効果が得られる配管内流速は？
- Ｑ オイルフリーコンプレッサーのドライエアーでの使用は可能でしょうか？
Ｑ蒸気用減圧弁に保温は必要ですか？
放熱によるエネルギーロス削減のため必要です。当社では、型式別に脱着可能な保温カバー「ワイズジャケット」をご用意しています。
Ｑ減圧弁の選定で安全率は必要ですか？
必要です。10～20％の安全率を確保して下さい。
Ｑ蒸気ラインで同じ個所の減圧弁ばかりに不具合が発生します。他のラインに設置の減圧弁は問題ないのですが、どのようなことが考えられますか？
配管内のゴミやドレンが影響しているかもしれません。ドレンセパレータの設置をお奨めします。
Ｑ蒸気用減圧弁の前に取り付けるストレーナのメッシュはどのくらいがいいですか？
当社では、80～100メッシュを推奨しています。
Ｑ減圧弁の定格流量を超えて使用するとどうなりますか？
バイブレーションの発生、急激な2次側圧力降下などが考えられます。GP-2000のようなオフセットが小さく、Cv値の大きな減圧弁を選定します。
Ｑ錆が発生しにくい材質の減圧弁はありますか？
GP-1000SSやGD-41といった接液部ステンレス製またはGP-1000ASやGD-20といったオールステンレス製を推奨します。
Ｑ水用減圧弁は何を選べば良いのでしょうか？
上水の場合は日水協認定品でないといけません。GD-26-NEなどを推奨します。上水以外（工業用水など）の場合は、流量や圧力により選定します。材質もFCD450、CAC406、SCS13など多くのラインナップをご用意しております。
Ｑ蒸気にて減圧弁を利用するメリットを教えて下さい。
蒸気の場合は熱源として利用する場合、低圧の方が潜熱を有効利用でき省エネに貢献できます。
Ｑ鋳鉄製の減圧弁はFCD450ですが、FC200との違いは何ですか？
引っ張り強さ、許容応力など機械的強度が2倍以上あり、安全性が高いです。ヨシタケでは一貫生産することでコストを抑え実現しています。
Ｑ旧モデルとの互換性はありますか？
Ｑ蒸気用減圧弁を使用するときの注意事項を教えて下さい。
減圧すると同口径配管では流速が上がります。配管径を広げるなど対応が必要になります。
Ｑ蒸気用減圧弁はどのように選定すれば良いですか？
一次側、二次側圧力、流量によって選定します。そこから必要なCv値を計算します。低圧の制御を要求される場合はGP-2000をお勧めします。ただし大きすぎるものの選定をした場合は、デメリットが大きくなりますので注意が必要です。
Ｑ外部検出タイプにはどのようなメリットがありますか？
流量変動の激しいラインでの安定した圧力制御が得られることや圧力制御したい位置から圧力検出することによって，検出位置での安定した圧力制御が可能な事，減圧弁から圧力制御したい位置までの配管圧力降下は無視してもよい等，メリットは数多くあります。GP－２０００型減圧弁は外部検出を標準にしています。
GP-2000型減圧弁（外部検出）
Ｑ減圧比とレンジアビリティについて教えて下さい。
減圧比とは弁の一次側圧力と二次側圧力との比を表します。一般に最大減圧比で表示し，10：1，20：1のように示します。例えば一次側圧力2.0MPa,二次側圧力0.1MPaの場合減圧比は20：１。レンジアビリティとは定格流量と最小調整可能流量との比を表します。レンジアビリティが高いほど流量制御の範囲が広いので制御性が高いことを意味します。
Ｑ減圧弁の調整方法を教えてください。
Ｑ減圧弁を使用していますが、流量が増えると二次圧が落ちてしまいます。不良ではありませんか。
Ｑ二次側圧力が下がった原因は何が考えられますか？
一次側配管のストレーナの詰まり（または、減圧弁に内蔵ストレーナがあればそれも対象）、もしくは一次側の使用圧力が変化したが推測されます。
Ｑ使っている装置や機器にヨシタケ製が使用されている。弁の取り替えは、どこから購入すればよいですか？
機器や装置に組み込まれている弊社製品は、機器メーカーに直接問い合わせください。弊社よりお答えすることはできかねます。
Ｑ（流量変動により）最小調整可能流量以下となった場合、どのような問題が発生しますか？
減圧弁の構造に起因します。弁開度が不安定となり正常な二次側制御ができないです。
Ｑ都市ガス、プロパンガスに使用できる減圧弁はありますか？
ステンレス鋼鋳鋼製や炭素鋼鋳鋼の減圧弁で使用可能な製品がございます。弊社営業所へお問合せください。
Ｑ減圧弁の圧力セットを出荷時に行うことはできますか？
できます。ご注文時に設定圧力を指示してください
Ｑ取付け姿勢が水平、垂直任意とある製品はどのような姿勢が可能なのか？
水平、垂直任意とある製品は水平配管にも垂直配管にも取付けが可能ですが、取付け姿勢は正立から横向きまでとし、逆立は避けてください。
減圧弁 取付け姿勢
ＱGD-55,56のスクリーンを交換したいが可能か。
可能です。詳細は弊社営業所へお問い合わせください。
ＱGD-55,56は80kPa以外のセットも可能か。
可能です。詳細は弊社営業所へお問い合わせください。
Ｑ減圧弁は流量を調整できますか
減圧弁は圧力を調整するもので、流量は調整できません。
Ｑバイパス弁のメリット
使用初期の配管ブローや、蒸気用であればドレン抜き、また減圧弁故障時に通水しながらメンテナンスを行うことが出来る、などのメリットがあります。
Ｑ耐用年数は何年としていますか？
使用条件や使用環境などにより異なります。
Ｑ定期点検の目安を教えてください。
定期点検の目安として年一回の点検をお勧めします。
Ｑ蒸気用減圧弁を長期休止する場合、どのようにするといいでしょうか?
可能な限り蒸気配管よりドレン抜きを実施してください。長期休止された場合、再運転前に作動点検を行ってください。
Ｑ減圧弁とストレーナを直接配管してもよいか？
特に問題ありませんが、メンテナンス時を考慮して短管を入れることを推奨します。
Ｑ給湯機器に使用する水道用減圧弁と温水機器用逃し弁の耐用年数は？
日本暖房機器工業会より使用期間 5～6年を目途に交換していただくことをお勧めしております。
Ｑ減圧弁は、出荷時に圧力設定されていますか。
Ｑ水用減圧弁の一次側にストレーナは必要でしょうか？
ストレーナを内蔵していない水用減圧弁を使用される場合は、減圧弁一次側にストレーナを設置してください。
Ｑ施工後に配管気密試験を行う場合、減圧弁は何MPaかけられますか？
一次側の試験圧力は、使用圧力の1.5倍、二次側につきましては、設定圧力の1.2倍以下で実施してください。
Ｑ蒸気用または水用減圧弁の型式を選定したいです。
ＱGD-46型 戸別給水減圧弁の専用保温材はありますか。
梱包材（発砲スチロール）は保温材としてご使用してください。
Ｑ一次側圧力が変化した場合、二次側圧力も変化しますか。
変化します。圧力特性線図をご参照ください。
Ｑ減圧弁にゲージを付けっ放しで使用しても良いですか。
圧力径継ぎ手が付いているGD-46及びGD-25型 戸別給水減圧弁は、付けっ放しにしないでください。圧力調整後は、圧力計を外してください。その他の減圧弁については、ゲージを付けっ放しにて使用可能です。
Ｑ減圧弁は、屋外に設置しても良いですか？
可能です。ただし、凍結不可となります。
Ｑ蒸気用減圧弁は並列で使用しても良いですか。
Ｑ水用及び空気用減圧弁に使用する圧力計のA型とD型の違いを教えてください。
添付写真になります。
A型_D型圧力計
Ｑ蒸気用減圧弁は、水平配管以外で使用できますか。
できません。
ＱGP-2000シリーズを外部検出管無しで使用できるか
できません。内部検出型の製作が可能です。詳細は弊社営業所へお問い合わせください。
Ｑ中国規格に対応した減圧弁はありますか。
GP-1000及びGP-2000型 減圧弁は、圧力管道の型式認証を取得しており、対応可能です。
Ｑ減圧弁の選定時に、気を付けることはありますか。
定格流量の２０%～80％で使用することを推奨しています。
Ｑ減圧弁の調整ばねは、交換できますか。
一部の製品を除いて、交換できます。各取扱説明書をご参照ください。
ＱGP-2000の外部検出管について、長さの範囲はありますか。
0.5～5m以内となります。なお、下り勾配としてください。（2m以内をご推奨します。）
Ｑ減圧比が20：1を超える場合はどうすればいいですか？
減圧弁2台で2段減圧としてください。その際製品間の距離を3Mとしてください。
Ｑ定流量弁は、差圧0.2MPa以下では流れないか？
流れないわけではなく、定流量弁の設定値より少ない流量となります。
Ｑ前後の配管が定流量弁のサイズと違うが問題ないか？
基本的には定流量弁で絞られるため問題ありません。但し定流量弁の設定値より配管が絞られている場合はその流量となってしまいます。
Ｑ定流量弁は、設定流量を任意で変更またはカタログ記載流量以外を製作できますか？
できません。カタログ記載の各流量のみのラインナップです。
ＱAL-52FS-95の設定圧力違いのお問い合わせ。
対応可能です。最寄りの営業所にお問い合わせください。
ＱAL-52Fで97kPaセットのJIS認証製品はありますか？
JIS認証製品はございません。
ＱAF-52Fでレバーの固定をしてよいですか？
レバーの固定はしないでください。月に1、2回のレバー操作(水の排水)を推奨しており、レバー操作ができなくなります。また、レバーの固定に伴い逃し弁の作動が適切に行われず、缶圧保全の観点より非常に危険となります。
Ｑ水道用減圧弁（例：GD-55）と温水機器用逃し弁（例：AL-52）の取り付け位置について注意事項はありますか？
水道用減圧弁（例：GD-55）の取り付け位置は、温水機器用逃し弁（例：AL-52）より低い位置に設置してください。
Ｑ安全弁2次側を樹脂ホースで逃がしてもよいか。
鋼管を推奨しております。
Ｑ温水もしくは冷水側どちらかが断水した場合、混合水側への供給はどうなりますか？
どちら側が断水しても混合水側への供給は止まります。(但し、メタルシールの為、若干の漏れは発生します。)
Ｑセパレーターの分離効果が得られる配管内流速は？
蒸気の場合30m/sec以下、空気の場合15m/sec以下でご使用ください。
Ｑオイルフリーコンプレッサーのドライエアーでの使用は可能でしょうか？
ゴム部品が短時間で著しく劣化することがあります（オゾンクラックの発生）。
このような場所に設置する場合はお問合せください。