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Frequently Asked Questions

よくある質問

スチームトラップ・ガストラップ

質問一覧


不良トラップ発見から取替までが安易なトラップはどんなタイプがありますか?

2011BTバイパスコネクター付き採用と確認手段の統一化で目視での発見も可能、取替もすぐできます。

フラッシュスチームの量が少ないといわれるオリフィスタイプは本当に省エネなのですか?

生産、省エネ全てを考慮するとシステム全般の耐久性も考慮しなくてはいけません。ドレン滞留させてドレンを排出しているためドレン温度が低いのは事実ですが腐食による外部漏れ、詰りによるハンマー発生など最終的に省エネを維持できなくなります。

フロート式スチームトラップに比べてバケット式スチームトラップは本当に放熱ロスが少ないのですか?

フロート式スチームトラップに比べてバケット式スチームトラップは、スチームトラップ内の蒸気の部分が少ないので蒸気の放熱ロスは少ないです。

スチームトラップからのドレンを回収する場合注意について。ドレン回収ラインに適しているスチームトラップは一般的にはどんなスチームトラップですか?

ディスク式スチームトラップでは背圧がスチームトラップ1次側圧力の50%を超えると蒸気が漏れ始める為、蒸気圧力が低圧の場合、使用できない事もあります。ウォーターハンマーなどを考慮するとバケット式が有効です。

メカニカル式のスチームトラップは、排出ドレン温度が高いのですが、それは省エネになりますか?

熱交換器等からのドレンを抜く事を優先的に考えたトラップなのです。省エネに関しては熱いドレンを熱いまま、ボイラー給水とする事で省エネする事をお勧めします。

スチームトラップの出口側配管を水没させてもいいですか?

蒸気が停止した時に、負圧になり水とともにゴミを吸い込む恐れがあります。どうしても水没させる場合は、負圧にならないように真空調整弁の設置をお奨めします。

スチームトラップ選定時に安全率は必要ですか?

スチームトラップの選定には安全率が必ず必要になります。安全率はスチームトラップの形式や、取付箇所によって異なります。詳しくは、流体制御エンジニアリングをご覧下さい。

関連情報:  流体制御エンジニアリング 
蒸気が停止した後トラップ本体にドレンが溜まり凍結の恐れがある場合、何かいい対策はありませんか?

凍結防止用として、トラップ内の圧力が0.035MPa以下に低下するとスチームトラップ内のドレンを自動的に排出する「ポップドレン」をお勧めします。トラップ本体内のドレンを排出すれば凍結は生じません。【接続可能な適合型式】 1811(FW)・2011・800・880・TB-5シリーズ(いずれも逆バケット式スチームトラップ)また、1800シリーズおよび2000シリーズの鋼板ステンレス製スチームトラップは、凍結した場合でもほとんどの場合、本体は破損することがありません。

テスト画像1ポップドレン付1811型スチームトラップ

配管に取り付ける方向が水平でも垂直でも使用できるスチームトラップはありますか?

当社製品では,
①サーモスタチック式TS-7、TS-8型バイパス付トラップ
②ディスク式TD-10NA、TD-30NA、TSD-7,7F型スチームトラップ
③フロート式
TSF-10、10F、11、11F型スチームトラップが水平・垂直任意で使用できます。2000コネクターシリーズも使用できます。

スチームトラップの最高作動圧力差について教えて下さい。

最高作動圧力差はトラップの入口側圧力と出口側圧力の差をいい、トラップはこの圧力差において作動できるものでなければなりません。例えば、ボイラー又は蒸気の主管の圧力とドレン回収管の差や、減圧弁の出口側圧力とドレン回収管との差をいいます。

スチームトラップの最高使用圧力について教えて下さい。

スチームトラップには最高使用圧力が決められており、その値を超えて使用すると閉弁する力が開弁する力を上回り、ドレンを排出しなくなります。(例)TB-881-16の場合,使用圧力1.6MPaを超えて使用するとドレンを排出できません。

表面処理装置のスチームトラップと管末トラップの保温に関してアドバイスがあれば教えてください。

管末トラップは作動形式関係なく保温は問題ありません。表面処理装置に関しては、装置構造上と作動形式と設置個所によって答えがかわります。熱交からトラップ設置個所に高低差がある事でスチームロック現象が起こりうる構造の装置の場合やディスク式トラップ設置採用している場合は積極的にドレン化へ促す必要があるため保温はしないほうがよいと考えます。但し装置自体がトラップに自然流入できる構造の場合で排出能力が適正な場合は保温をしても問題ないと判断します。

スチームトラップの出口をドレン回収管につなぐ時、逆止弁が必要な理由はなんでしょうか?

数箇所のトラップからドレンが集まってくる回収管には基本同じ圧力ラインの配管がつながるが、トラップや減圧弁の故障等により回収管内の圧力が高くなる可能性もある為、逆止弁が必要となります。

蒸気の送気管に設置するトラップは何が良いですか。

使用圧力や配管スペースなどを考慮する必要がありますが、基本どんなタイプでも問題ないです。

ストール現象とは何ですか?

負荷変動のある熱交換器で起こりやすくドレンを排出できるだけの作動圧力差がなくなり、熱交換器内にドレンが滞留してしまう現象です。

ドレン回収を開始したところ、熱交換器から排出されるドレンが滞留するようになりました。

熱交換機2次側でドレンを還すだけの圧力が無いと推測されます。エアー及び蒸気にて作動するポンピングトラップを推奨致します。

新品のスチームトラップを使用しても出口側のスチームが多いように感じます。これは大丈夫でしょうか?

蒸気ドレンが大気に排出された場合、液体であったドレンも再蒸発をし、一定のフラッシュスチームが発生をします。

TBシリーズのストレーナはどのように清掃したらよいでしょうか?

キャップのプラグを外してブローしてください。

スチームトラップの不良を発見するにはどうしたら良いですか

スチームトラップ診断器 STC-1にて不良トラップを発見できます。常時監視についてはWi-Floもございます。弊社にお問い合わせください。

関連情報:  STC-1 特設サイト 
人が出入りしにくい箇所に設置されているスチームトラップの監視を、遠隔で行いたいのですが、どうしたらよいですか?

無線集中監視システム(Wi-Flo)を用いることで、スチームトラップの監視が可能です。詳細はこちらをご覧ください。

関連情報:  Wi-Flo 特設サイト 
複数のトラップ二次側は1本の配管に集合させても問題ないですか?

別々の配管を設けることを推奨致します。1本の配管に集合させる場合は、こちらをご覧ください。

関連情報:  スチームトラップ資料 
空気障害でドレンが排出できない

蒸気用エアーベントをご使用ください。

消耗部品のみの交換を考えております。部品での購入可能ですか。

スチームトラップのタイプにもよりますが、交換部品は御座います。詳しくはお近くの営業所へお問い合わせください。

ドレン滞留が少ないトラップはありますか

逆バケット式やフロート式のメカニカルトラップを推奨いたします。

トラップの手前にストレーナは必要か。

型式によっては内蔵しております。ストレーナが内臓していないものは、ストレーナの設置をご推奨します。

交換しやすいスチームトラップはありますか。

2本のボルトを脱着するのみで交換が完了となり、トラップ交換の工事が不要になるコネクターシリーズのご用意があります。

関連情報:  コネクターシリーズ 

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