環境マネジメントシステム
- 環境管理組織
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当社における環境マネジメントシステムを効果的に運営するため次のような組織体制をとっております。
- 環境マネジメントシステムの運営
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当社は環境マネジメントシステムに基づき、PDCAのサイクルにのっとって環境活動を進めております。
まず環境管理組織における最高経営層が策定した年度の環境方針に基づき、環境管理責任者の指示のもと、各部門で環境目標と具体的な実施計画を策定し(PLAN)、環境担当者が中心となって実施します(DO)。環境管理委員会では、各部門の実施計画の進捗状況と実施内容を定期的に確認し、着実な運用に努力しています。また、内部環境監査員による全部署の内部環境監査を行っています(CHECK)。
さらに最高経営層による年1回のシステム全体の見直しにより、継続的改善に努めています(ACTION)。
- 教育・啓発
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環境活動に全社一丸となって取り組み、また従業員一人一人の環境意識向上のために、カリキュラムに基づいた全従業員に対する環境教育を行っています。
■環境教育カリキュラム新入社員教育(新規入社) 入社時 一般従業員教育(全社員・パートタイマー) 年1回 管理職教育(全管理職) 年1回 環境影響の大きい作業に従事する従業員教育 年1回 緊急事態訓練 年1回
■主な資格取得状況ISO 14001内部環境監査員 44名 ISO 9001内部品質監査員 44名 特別管理産業廃棄物管理責任者 1名 有機溶剤作業主任者 5名 公害防止管理者(騒音・大気・水質) 2名 エネルギー管理員 7名 エネルギー管理士 5名 衛生管理者(第1種) 6名 危険物取扱者 20名 防火管理者 3名 高圧ガス製造保安責任者・作業主任者 11名 ボイラー技師(1級及び2級) 35名 電気主任技術者 1名 乾燥設備作業主任者 3名
- 重要な環境側面への対応
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当社において考えられる環境上重要な側面としては、塗装を中心とした製造工程用のシンナーおよび使用済みシンナーの保管、塗装作業における塗料ミスト、ボイラー燃料である重油保管の地下タンク、使用済みの潤滑油の保管などがあります(いずれも小牧工場)。
これらの重要事項に対しては、年度の環境活動目標に設定して環境負荷の低減活動を行うとともに作業ルールや設備管理のルールを定め、作業に従事する者も特定して管理を徹底しています。さらには万が一の事故等の緊急事態も想定し、措置のルールを事前に定めて準備するとともに事故発生時の処置の実地訓練も毎年実施しています。
なお、緊急事態に相当する事故等は今まで発生しておりません。
平成8年に始まった当社の提案制度は「改善提案制度」。自ら改善を実施して報告します。提案の内容により等級ごとに報奨金が支給され、また、優秀提案等の年度表彰を行なっています。環境負荷の低減にかかわる提案も多数提出されており、提案制度は、従業員の環境意識の高揚、環境負荷低減活動の促進、社内コミュニケーションの増進に役立っています。
- 提案制度
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2019年度提案件数
等 級 特級 1級 2級 3級 4級 努力賞 件 数 0 0 1 2 51 202