YOSHITAKE

自分ダケ、の金属加工。

生産本部

製造

自分ダケ、の金属加工。

生産本部

製造
仕事の腕も、趣味も、磨いていける。
私は大学に進学する意義が見出せなかったので、高卒で就職する道を選びました。ヨシタケには高卒の工場長がいたので、学歴だけでなく実力を見てくれる会社だと思い、入社しました。もともと目立ちたがり屋だったので「上に行きたい」という欲は強かったけど、一方で自分の趣味も大切にしたかった。そのどちらも叶えられるのがヨシタケでした。入社後は、なんでも取り組んで自分の腕を磨きました。すると、次第に誰にもできない難しい加工や速い加工が得意になっていきました。ここ、小牧工場にある工作機械の8割くらいは使いこなせますね。だから、他の社員が私の近くにきて寸劇するんですよ。「こまったなぁ。この加工、誰かできないかなぁ」って(笑)。で、最初は聞こえてないフリするんですけど、結局は「これ2時間で加工できたりしない?」って(笑)。「いやぁ難しいっすねぇ」なんて言いながらも、2時間後には「できましたよ」ってさらっと渡す。こういうの、かっこいいじゃないですか。すると「これ、アイツがやってくれたんだ」なんて噂が広まっていくんですよ。快感ですね。
大手のヒラより、
ヨシタケで決定権を持つ方がいい。
いままででいちばん会心だった仕事は、六角レンチのメス側の加工。角を丸くせずにつくるのが至難なんですけど、自分だけのオリジナルの加工方法がひらめいたんです。自分がやらないと、誰がやるんだ。そう思って、とにかく知恵を振り絞ったら、新たな加工方法が出てきました。自分を頼ってくれる人がいるのって、いいですよね。私が大きな会社ではなくヨシタケを選んだのも、それが理由。大手のヒラより、中小でも決定権を持って仕事をしている方がカッコイイと思うんです。それに、大手で上にあがってくには、プライベートも全部捨てて仕事しないといけないとも思いましたし。実際、ヨシタケでは部長クラスの人も、「君しかできないから」と頼ってきます。工場の中の一人、ではなく個人をしっかりと見てくれていると感じられる。だから評価だって納得できますよ。
地元では「いつもヒマ」と
言われてます。
学生時代の友人には「いつもヒマ」と言われてます。いや、きちんと仕事はしてますよ。でも土日はしっかりと休むし、有給は全部とる。というわけで、誘われたらだいたい空いてるので、そう思われてるんでしょうね(笑)。野球やラグビー、キャンプ。とにかくプライベートを楽しんでます。特にBBQが好きですね。この前は、BBQで燻製がやりたくなって、燻製機を自前でつくりました。お手製機械でやるBBQはまた格別なのですが、実際に使ってみて「ここの加工が甘かったな」となると「次はもっといいやつを!」とムキになってしまうのは職業病ですね。「仕事かプライベートか」なんて選ぶ方がかっこ悪い。どっちも全力で挑んでこそ“かっこいい人生”じゃないですか。